遺伝子検査の信憑性はある ※23andMeに限る

もしかしたら、将来かかる可能性のある病気を予測できる時代が来たのかもしれません。その証拠に、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)が23andMeの提供する遺伝子検査を医師の処方なしに、一般の人が利用できることを公に認めました。

23andMe, Inc. Granted First FDA Authorization to Market Direct-to-Consumer Genetic Health Risk Reports — The 23andMe Media Center

この日以前、FDAは23andmeの提供する遺伝子検査を公に否定していました。なぜなら、遺伝子検査の結果はあくまでも病気発症のリスクを示唆するだけで、確実に病気を発症するわけではなく、この結果を見た一般の人が誤解し、誤った行動を取るリスクの方が高いと判断していたからです。

しかし、FDAはこれまでの見解を撤回し、この度23andMeの遺伝子検査により下記10つの病気の発症リスクを結果を一般の人に公開する許可を公に出しました。




1.パーキンソン病
2.後発性アルツハイマー病
3.セリアック病
4.α1-アンチトリプシン欠乏症
5.原発性ジストニア
6.第XI因子欠乏症
7.タイプ1ゴーシェ病
8.グルコース-6-リン酸脱水素酵素欠損症
9.遺伝性ヘモクロマトーシス
10.遺伝性血栓性素因

FDAが2013年に一度認可を斥けた遺伝子検査を、再度公認した背景には、23andMeがFDAの求める然るべき検査基準を満たすことが確認されたためとのことです。

しかし、ご覧の通り、遺伝子検査を通じて発症リスクが予測可能な疾患には癌、糖尿病、高血圧など生活習慣病は含まれていません。

FDAの認可を受けた発症リスクの遺伝子検査キットでさえ発症リスクが予測可能な疾患は限られますので、厚労省の認可を受けていない国内で蔓延る遺伝子検査キットには引き続きご留意頂けますと幸いです。


https://twitter.com/Aiims1742/status/850022035451498497