世界で最も値段の高い遺伝子治療薬グリベラ、販売終了のお知らせ

グリベラ

2017年10月25日を持ちまして、世界で最も高い薬であるグリベラの販売が終了します。グリベラとは、難病である原発性高カイロミクロン血症に効能のある遺伝子治療薬です。

グリベラは2012年に初めて欧州で承認された治療薬でしたが、その薬価の高さからアメリカ、日本をはじめ欧州以外の国では製造承認が下りることはありませんでした。

2012年10月にグリベラが発売してから本日まで、投与されたその患者さんの数は

1人

全世界でたった1人にしか投与されずにグリベラの販売は終了します。発売当初は世界初の遺伝子治療薬として世間に注目を浴びましたが、それ以上に注目を浴びましたのがグリベラのその薬価でした。

1ミリオンダラー

グリベラ投与1回あたりの値段が100万ドル。日本円にして約1億円です。これはつまり、グリベラ1回当たりの投与でマイホームが購入できてしまう計算です。

さらに、グリベラを1回投与したからといえ、原発性高カイロミクロン血症が根治するわけではありません。根治するまでにグリベラを何回投与すればいいのか?定かではないのです。

値段の割には効果が不明瞭なことからグリベラに対する需要は消え、グリベラの製造販売中止が決定したのです。