乾癬の新薬リサンキズマブの治験を受ける前に知っておきたい7のこと

リツキシマブ

乾癬の新薬リサンキズマブについて

乾癬は皮膚症状をはじめとした全身性の慢性炎症性疾患です。その原因は明らかになっておりませんが、免疫調節不全により発症するとも考えられています。

乾癬は日本では43万人、世界では1億2,500万人の患者さんがいると推測される病気です。

乾癬の治療方法としては塗り薬による外用療法、飲み薬による内服療法、紫外線を照射する光線療法、そしてこれら治療方法では効果が見られない場合にはIL-12とIL-23に共通のp40サブユニットを標的とする抗体による治療方法があります。

抗体療法のなかで乾癬の治療に使われる薬はステラーラ(ウステキヌマブ)です。ステラーラ(ウステキヌマブ)は炎症の原因となるインターロイキン-12 およびインターロイキン-23を阻害することで症状を改善させます。

ステラーラ(ウステキヌマブ)は従来の治療で治りにくかった難治性の尋常性乾癬に対して効果があることから、乾癬治療の最終兵器という呼び名も高かったのですが、ステラーラ(ウステキヌマブ)以上に効果の期待できる新薬があります。それは、

リサンキズマブ

です。リサンキズマブは、炎症と関わりのあるサイトカインのIL-23(インターロイキン23)を標的とする乾癬の新薬で、その効果はステラーラ(ウステキヌマブ)を凌ぐことが第二相試験で既に証明されています。

リサンキズマブの添付文書情報(仮)

製品名

未定

一般名

リサンキズマブ(risankizumab)

用法用量

未定

効能効果

未定(中等症~重症の尋常性乾癬)

主な副作用

未定

製造承認日

未定

リサンキズマブの作用機序

ヒト化 IgG1モノクローナル抗体であるリサンキズマブは、19 サブユニットを特異的に標的とすることでインターロイキン-23 を阻害し、インターロイキン-23 のシグナル伝達を抑制します。

リサンキズマブの最新文献

1)Risankizumab versus Ustekinumab for Moderate-to-Severe Plaque Psoriasis

文献の概要

乾癬患者さんに対してリサンキズマブを皮下投与する群と、ウステキヌマブ皮下投与する群とに分けて、その有効性(投与から12 週の時点における乾癬の面積・重症度指数スコアのベースラインから90%以上の低下)を検証した試験。その結果、リサンキズマブ群では77%、ウステキヌマブ群には40%の有効性が認められ、リサンキズマブ群の方が有意に効果あることが判りました。

文献の出典

The New England Journal of Medicine

文献の発刊日

2017年4月20日

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その他医療関係者のコメント

リサンキズマブの治験情報

1)BI 655066 (Risankizumab) Compared to Placebo in Japanese Patients With Moderate to Severe Chronic Plaque Psoriasis

治験の概要

日本人の中等度から重度の慢性プラーク乾癬患者さんに対して、リサンキズマブを投与する群、プラセボを投与する群に分けて、その有効性(投与から16週の時点における乾癬の面積・重症度指数スコアのベースラインから90%以上の低下)を検証する治験。

治験の期限

2018年6月

参考資料

1)ヤンセンファーマ株式会社プレスリリース
2)アッヴィ合同会社プレスリリース


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