便秘を治すために知っておきたい4つの便秘とその対策

この記事の科学的根拠レベル★★★☆☆

便秘

便秘とは

日本消化器病学会の定義によれば、”便秘とは排便の回数が減ることです。排便の回数は人によっていろいろで1日 2〜3回の人から2〜3日に1回位の幅に広がっています。この幅からはずれている場合は一応異常かもしれないと考えますが、1日3〜4回でもあるいは3〜4日 に1回でもそれが長年の排便習慣で、全く苦痛がなければ便秘と考えなくてもよいでしょう。”と記載あるように、便秘の定義は人によりけりです。また、排便回数の有無以外にも腹部膨満感、食欲不振、腹痛などの症状があらわれるのが便秘です。

便秘の種類と原因

便秘の種類は全部で4つあり、大きく分けると3つの機能性便秘と1つの器質性便秘に分けられます。

1.弛緩性便秘

大腸の運動の低下を原因とする機能性便秘です。弛緩性便秘は腸管の緊張が緩み、ぜん動運動が行われないために大腸内に便が長くとどまり、水分が過剰に吸収されて硬くなります。便秘の中でも頻度が高く、女性や高齢者に多い便秘の種類です。

2.けいれん性便秘

大腸の過緊張を原因とする機能性便秘です。副交感神経の過度の興奮により腸管が緊張しすぎて便が運ばれず、ウサギのフンのようなコロコロとした便になります。けいれん性便秘は精神的ストレス、環境の変化、過敏性腸症候群などが誘因となります。

3.直腸性便秘

直腸に便が停滞することを原因とする機能性便秘です。便が直腸に達しても排便反射が起きず、直腸に便が停滞してうまく排便できなくなります。直腸性便秘は、痔や恥ずかしさなどにより排便を我慢する習慣がある人がなりやすいです。

4.器質性便秘

イレウス、大腸がんなどの器質的な原因があり、消化管(小腸・大腸)に通過障害が起きることを原因とする器質性便秘です。

便秘の対策

便秘は種類に応じて運動(腹筋)、水分摂取、食物繊維摂取、ストレス軽減、薬物療法など、その対策が異なります。

1.弛緩性便秘

運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットを誘因とする便秘ですので、運動(腹筋)、水分摂取、食物繊維摂取が効果的です。例えば、”1セットわずか30秒で腹筋が生まれ変わる”と話題のワンダーコアで腹筋を鍛えるのがよいでしょう。


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2.けいれん性便秘

精神的ストレス、環境の変化、過敏性腸症候群を誘因とする便秘ですので、ストレスを軽減させる対策が効果的です。ストレスは感じる人と感じない人がいるのは、そのストレスの原因となるストレッサーに対する感じ方に違いがあるからです。ストレスを軽減するためには、この感じ方の違いがあることを知り、どうすればストレスを感じにくい人になれるのか?の方法論を知ることが大切ですので、一流のビジネスパーソン、スポーツ選手の中で話題のコーピングを学びましょう。

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3.直腸性便秘

排便を我慢する習慣がある人がなりやすい便秘ですので、

我慢しないでください

以上です。

4.器質性便秘

イレウス、大腸がんなどの器質的な原因がある便秘です。血便、激しい腹痛、嘔吐などの症状があれば便秘以上に重症な病気の可能性がありますので今すぐ

病院に行きましょう

以上です。器質性便秘の時に下剤を飲むと腸管穿孔を起こす可能性がありますので、下剤は絶対に飲まないでください。

便秘の予防

便秘は食生活の改善が基本です。食事は朝昼晩3食をしっかりとり、穀物、いも類、豆類、ひじき、寒天、果物など食物繊維を多く含む食品を十分にとることが大切です。

他にも乳酸菌を含むヨーグルト、納豆、オリゴ糖などは腸内環境を整え便秘を改善してくれます。

また、水分が不足すると便が硬くなり腸管内で移動しづらくなりますので、こまめに水分補給しましょう。

食生活に加えて、運動、排便の習慣づけ、ストレスの発散が便秘を予防、対処するために大切なことです。