皮膚科医が教える大人ニキビを治すための6つの方法

この記事の科学的根拠レベル★★★★★

にきび

大人ビキニは好きでも大人ニキビは嫌い。そんな方は世の中にたくさんいます。

それもそのはず。ニキビは尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)というれっきとした皮膚の病気ですから。

ニキビができる原因には2つあり、皮脂の分泌が増加する、または毛穴が詰まることで皮脂が溜まるためです。

皮脂が増加するとそれを栄養とするアクネ菌が増殖し、その結果炎症が起きることでニキビができます。

そのため、ニキビを治すためには皮脂の分泌を減らすか、または毛穴の詰まりの原因となる角質を除去する必要があります。具体的な方法は、下記6つです。

1.規則正しい生活を送る

昼夜逆転の生活、睡眠不足はニキビの原因となります。肌は28日を1サイクルとし、新陳代謝することで健康で美しい状態を保っています。しかし、昼夜逆転生活により肌のゴールデンタイムと呼ばれる22時から2時の時間に睡眠を逃すと新陳代謝が悪くなり、古い角質が残ります。また、睡眠不足によるストレスが交感神経を活発化させ、皮脂を過剰に分泌させる男性ホルモンのアンドロゲンの分泌が増えます。

2.バランスのよい食事をとる

チョコレート、アーモンド、ケーキ。これら食品を食べ過ぎるとニキビができるという噂を聞いたことがある人は少なくないと思いますが、これら食品とニキビの因果関係は分かっていません。都市伝説です。むしろ過度な栄養制限がニキビの原因となりますので、バランスのよい食事を心がけましょう。

3.ニキビを隠さない

できたニキビを隠すために、髪を伸ばしたり、マスクをしたり、マフラーを巻いたり、コンシーラーを塗ったりする人がいますが絶対にやめましょう。患部に雑菌が付着することで炎症を悪化させるだけですから。

4.ニキビは潰さない

ニキビができる原因は毛穴に皮脂が詰まっているためです。ニキビを潰すことで膿を押し出せばニキビは消えますが、毛穴の中に皮脂は残りますので意味がありません。皮膚を剥がす方法として科学的根拠が認められているのはケミカルピーリングという方法がありますが、尋常性ざ瘡の治療方法として十分な根拠が揃ってないので強くは推奨されていません。

5.1日2回の洗顔

不潔だからという理由でニキビができるのであれば、1日10回かつごしごしと強くこすった洗顔が推奨されますが、上記の通りニキビができる原因は皮脂の増加です。洗顔は余分な皮脂を落とすことを目的としますので、にきび用洗顔料を十分に泡立て、水で洗い流してください。なお、洗顔後の乾燥が気になる方はノンコメドジェニックあるいはハイポコメドジェニックと表記のある保湿剤で保湿してください。

6.ディフェリンを塗る

ディフェリンは医療用医薬品であり、ニキビの治療方法の中で最も科学的根拠の高い治療方法として推奨されています。この薬の作用は、角質を除去することで毛穴の詰まりを解消し、ニキビの発症抑制ならびに減少することです。薬価も3割負担の患者で一月約600円ですので、市販薬よりもお手頃です。

以上のように、大人ニキビを治すためにはその原因である皮脂の分泌を抑える、または毛穴を詰まらせる角質を除去するかのどちらかです。

独自の方法でニキビを治す方が多いですが、ニキビはれっきとした皮膚の病気ですので科学的根拠に基づいた方法で治療しましょう。


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